About

JCMAとは

日本カーモデラー協会(JCMA)は、国内主要モビリティメーカー19 社のモデラーが所属する、きわめてユニークな業界団体です。企業の枠を超えて横断的につながり、造形の技術と感性を高め合う、他に類を見ないコミュニティとして存在しています。

その出発点は 1990 年代後半。当時、自動車メーカー各社に向けて「モデラー同士、会社の垣根を越えてつながりませんか?」という呼びかけがなされました。同じ頃、モーターショーの現場では、各社のモデラーたちから「企業秘密は話せないが、互いの技術を高め合いたい」との声もあがっており、想いが自然と重なっていったのです。

こうして 1998 年、「モデラーズミーティング」がスタート。2000 年には「日本モデラー協会(JMA)」へと発展し、定期的な研鑽会や情報交換を通じて、モデラー同士の絆を深めてきました。2005 年には、モデラーという職業の魅力をより広く伝えるべく「エキジビション」を開催。その際、名称を「日本カーモデラー協会(JCMA)」へと改め、現在に至ります。

私たちモデラーの仕事は、スケッチや数値では伝えきれないデザイナーの想いを、かたちに宿すこと。それはクレイモデルや 3D データといった「造形」を生み出すだけではありません。ペインター、機構、映像、さらには生地や素材、3D プリンターや切削機、ソフトウェアなどを扱うスペシャリストまで——モデラーという言葉は、実に多様な現場を支える「つくり手」たちの総称です。そして私たちは、単なる“デザインの代行者”ではなく、ともに未来を描く創造の伴走者でもあります。クリエイターとして、そしてモビリティ文化を支える職能人として、ひとつのビジョンを共につくりあげる——そんな誇りが、私たちをつないでいます。

JCMA は、プロとしての信念を分かち合いながら、後進を育て、社会にこの職業の価値を伝え続ける「静かなる開拓者たちのプラットフォーム」です。

私たちはこれからも、モビリティの未来に向けて、見えない「手」に込めた想いを、社会へと届けていきます。

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